黒川温泉食の学校VOL11 あっぷるみんとハーブ農園
223年1月31日 雪解けのとってもお天気の良い日に、南小国を代表する自然栽培農家 梅木さん夫妻が営む
あっぷるみんとハーブ農園さんにお邪魔しました。
奥様が運営する「自然食レストラン風のもり」に入ると、私たちを迎えてくれたのは
21種類のハーブの瓶たちでした!この時点で参加メンバーはテンションあがって
きゃーきゃー写真を撮っていました(笑)こちらは一部で50種類近くのハーブがあるそうです。
梅木さんご夫婦が農業をはじめたのは35年前。
はじめはご両親から引き継ぐ形で農業を始めたそうですが、
安定した収穫量を確保できるけれど、農薬を使っているやり方に「本当にこれでいいのかな」と疑問を抱き
筑後川の源流があるこの地域の水を汚したくないという気持ちで、自然栽培農業を志し
農薬も有機肥料の使用すらを取りやめたそうです。
現在は、環境保全型農園としてお米や、ブルーベーリーを中心に自然栽培にこだわった農産物を作っていらっしゃいます。
また、黒川温泉の数軒の旅館はオリジナルハーブティーを調合してもらい、お客様に提供しています。
奥様の梅木郷子さんに、ハーブの魅力や体にどのような作用があるかレクチャーを受けながら
みんなでオリジナルハーブティーを作るワークショップを行いました。
アンチエイジング、イライラ解消、不眠、美肌、胃の不調、貧血、花粉症などなど
今回は「誰にどんな時に飲んでもらいたいか」をテーマにそれぞれが自由に作りました!
私は、インドの最強ハーブ「ホーリーバジル」花粉症に「ネトル」甘みの「ステビア」
肌によい「ダマスクローズ」免疫力アップの「エキナセア」
イライラしながら仕事している人にあげようと思いました(笑)
小さな不調を改善してもっとリラックスして、ゆったりとした気持ちをもってもらえたらなぁと(笑)
誰かのことを想いながら何かをするって
良い時間だなと、まったりしてしまいました。
数日前の大雪がだいぶ溶けてテラスからの景色も最高です。
最後に自分たちで調合したハーブティーと、米粉のシフォンケーキ、無農薬の素材から作ったジャムを4種類もいただき
こんな良い研修があって良いのか!というくらい美味しい時間を過ごさせていただきました。
それぞれのハーブティーの紹介と本日の感想を発表しました。
梅木さんの環境と人を想う気持ち、土地のことを大切にする気持ちがとても心地よい場所を生み出しているのだなと確信しました。
きよらの郷「南小国町」の宝に触れて、この素晴らしさをお客様にも伝えていけたらなと思いました。
ぜひ、黒川温泉のお越しの際は梅木さんの農産物を手に取っていただきたいです。
(writing by 漣祐子)