旧国鉄宮原線遊歩道
2019.01.12 / 見る・体験する
(黒川温泉から車で約20分)
住所/〒869-2505 熊本県阿蘇郡小国町北里
電話/0967−46−5560(木魂館)
旧国鉄宮原線遊歩道 国鉄宮原(みやのはる)線は昭和59年に九州で最初に廃線となった国鉄跡で、現在でも橋梁やトンネルなどが当時のまま残されています。現在では、道の駅小国ゆうステーション(旧肥後小国駅跡)から北里駅跡までの4kmが遊歩道として整備されており、ウォーキングコースとして多くのお客様が訪れます。
森林浴や季節の草花を楽しみながらウォーキングができますので、新緑の夏や紅葉の秋をおすすめしています。
ここの橋梁は、昭和12~14年頃に作られたもので、鉄資源不足の時代という背景があったため、コンクリートの中に入れる鉄筋の代わりに竹を使っていたそうです。もう80年近く経っているわけで、竹筋って丈夫なのですね。この「竹筋橋」は、国の登録有形文化財に登録されています。
以前、友達に車で連れて来てもらった橋梁とは違う気がするなと思っていたら、旧宮原線には7つのアーチ橋がありました。7つも残っていたのですね。前に私が行ったのは、塩井川橋梁と堂山橋梁、堀田トンネルだったようです。ちなみに幸野川橋梁の橋脚部分には透かし穴がデザインされています。
道の駅小国ゆうステーションに車を置いて歩く場合、遊歩道は片道4kmですので往復で8kmの距離とかなりの運動になります。
ちなみに北里駅跡の近くにある「学びやの里」には、ゆうステーション行きのバス停がありますので、片道歩いて帰りはバスということもできます。
「学びやの里」には「北里柴三郎記念館」やあか牛、小国豚などのメニューが人気の「ごはん処 北里バラン」や温泉施設「バラン温泉 博士の湯」があります。ウォーキングをして、お昼を食べて、温泉に入って、バスでゆうステーションに戻れば半日コースで楽しめます。