「七ツ森古墳群」の彼岸花
2019.10.02 / 見る・体験する
「七ツ森古墳群」の彼岸花
秋の花といえば…。どの花を思い浮かべますか?
もっともポピュラーなコスモス。どこからともなく香ってくるキンモクセイ。 秋の七草の一つにも数えられるハギ。野山に自生するリンドウ…。
私は田んぼの畦道で見かける彼岸花が秋の訪れを感じさせてくれる花だと思っています。
彼岸花は一輪でも群生していてもステキな花ですよね。
棚田と彼岸花の景色が有名な写真スポットは日本全国に数多くありますが、熊本県と大分県の県境に近い大分県竹田市には古墳と彼岸花というコラボが存在しています。
ここは映画のロケ地としても使われたことがあるそうです。
七ツ森古墳群という場所で、この地には七基の古墳が存在していました。現在は前方後円墳2基、円墳2基の計4基です。
発掘調査で古式の石棺(棺割り竹形石棺、箱式石棺)が発見されており、考古学上とても貴重な遺跡で国指定史跡となっています。
地元の人達によって丁寧に手入れされており、古墳の周囲には約20万本の彼岸花が咲き乱れます。こうして毎年この迫力の紅いジュウタンが楽しめます。
入口にテントがあったので、入場料が必要になったのかと思いましたが、地元の新鮮野菜を安く買うことができる売店でした(入場無料)。
立ち寄られたときにはぜひお買い求めください。
ここから2kmほど離れたところに「道の駅すごう」があります。ランチタイムには、大分県民に愛されている丸福食堂の唐揚げもおススメです。
七ツ森古墳群
所在地/ 大分県竹田市大字戸上 国道57号線沿