「黒川塾」第3講。マイプロジェクトを考える
2022.09.20 / 地域プロジェクト
【人材PJT】
22年9月15日に黒川塾第3講が2か月ぶりに行われました。
(前半)キャリアデザイン (後半)マイプロジェクト
受講生皆さんの近況含め報告があった後、前田さんより前半の座学「キャリアデザインとは」
『自分を大切にし不測の事態から自分を守るためのキャリアデザイン』
前田さんの今までの経験を交えて、自分がどのように考えてきたのか、元々計画していたわけではなかったが、その時々の環境で得た経験をとにかく積極的に活かしてきたことにより、プロジェクト担当やリーダーとして次のキャリアを創ってきた。
その中で、
「落とし穴に注意?」
自己要因、メタ認知能力の不足:知ってる事と出来る事の違いや、自分のフェーズを知る事から。
→何が必要か。どの位足りないか距離感が大事で、自分の環境、特製、能力を知ることで自分の立ち位置を知ることが大切。
「落とし穴に注意?」
他社要因、アイデアブレーカー:邪魔者(アウトブレーカー)に邪魔されずにやりたい事をどうしたら出来るかを考える。
今回は上記の点を踏まえキャリアデザイン、ワークショップシートを作成することになりました。理想型を想像し、自分にブランディングして欲しい(人からどのように認知されたいか)を考えそれぞれに発表してもらいました。
・お酒に詳しい人だと認識されたい。→日本酒の飲み方、楽しみ方をお客様に提供したい。
・頼れる、安心感、信頼される。→後輩の面倒を見るうえでこう思われたい。
・臨機応変に対応できる人→未然に防ぐことが出来るように。てんぱらない。
など、皆さまから沢山の理想形の意見がでたところで前半が終了となりました。
後半は前田さんより“マイプロジェクト”に取り組むにあたり...
(1)チャレンジ(自分と向き合い行動する事)から逃げない事。
(2)「これぐらいでいいや」から、もう一歩踏み込んでみること。(簡単に諦めない)
前半の最後は第1期生から夢龍胆の永松孝一さん、第2期生からは旅館組合事務所の佐藤葵さんのマイプロジェクト報告がありました。
夢龍胆 永松孝一さん:サービス化ミーティング。
自分の価値観しか認めておらず、周りの仲間を認めず無理に勧めようとした事により失敗。自分のやりたい事だけを相談無で進めようとした
→社長や他スタッフが何を考えているか、何を価値として捉えているか等社内ミーティングに力を入れた。
現場の意識が変わらなければ評価はされないと思っており、経営者や幹部の理解が深まらなければ現場は動かない事に気づいた。
今までの失敗の中から自分から指示することを減らし、考えてもらうようにした
→どうするか?は周りとのコミュニケーションで出来、自分で勝手に決めるものではない。失敗から今まで見えなかったものが見えてきた。
旅館組合事務局 佐藤葵さん:「黒川温泉旅館組合の売り上げUP大作戦!」その後
コロナ以降お客様の減った黒川温泉で、何が出来るかと問題点を見つける
→お土産が弱い黒川で単に魅力的な商品がないからではなく売り方によっても変わるという証明を行ってみた。
黒川温泉以外でも物販を行い自分でスペース確保の交渉、お客様のニーズにあったレイアウト、商品の動きを見ながらレイアウト工夫など。売上目標以上の成果も出ており、また現場の仲間も自然とレイアウト工夫等で協力をしてくれるようになっていた。
本当の「マイプロジェクト」
カルデラカヌレを売るための取り組みを今継続して行っている。
最後に登壇してくれた二人に3期塾生から質疑応答があり、午前の部は終了しました。
午後はマイプロジェクト。
企画を考えるうえで、
(1)誰が行うのか。
(2)どういう内容か。
(3)誰をターゲットにしてるか。
(4)いつ実施する(した)のか。
(5)どのフィールドで実施する(した)のか。
(6)なぜこの企画が必要なのか。
(7)この企画はどの部分が自分にとってもチャレンジか。
(8)この企画を通して旅館やお客様に何の価値をもたらしたいのか(結果どうだったか)
誰かにやらされているチャレンジでは自分のもの(キャリア)にはならない。「これ位でいいかな」から一歩踏み込んでみる!
発表は23年2月、どんな発表をしてくれるか今年もたのしみです(^^♪