甘味茶屋 白玉っ子



黒川温泉のメイン通り「川端通り」を東に歩くと、中ほどに赤い暖簾がかかった純和風の建物が見える。ここは「甘味茶屋 白玉っ子」、阿蘇産もち米を石臼で挽いた粉を100%使用する本格白玉専門店だ。

 

店内は椅子テーブル席で7組、24名様まで収容が可能。軒先には赤い傘と長椅子があるので、外で食べながら休憩もできる。

 

この日も平日にもかかわらず観光客で満席だった。お客様の層はご高齢のご夫婦、温泉めぐりカップル、おしゃべりを楽しむ女性グループ、海外からのご家族連れとさまざま。

 

「白玉っ子」は平成15年3月オープン。小国出身の女性オーナーの佐藤さんは、黒川温泉が脚光を浴びお客様が多くにぎわっているところに着目。写真屋さんから転身し、このお店を開業。建設当初、玄関をガラス張りにしようと考えていたが、新明館の後藤哲也さんから「温泉街の自然の雰囲気に合わせた茶色系統の木を使った建物の玄関が良い」とアドバイスを受け、忠実に再現した今のお店を完成させた。趣のある玄関のガラガラという音の出る引き戸は昔の日本を思い出させる。

 

人気の「湯上り白玉」は名前のとおり湯上がりがおすすめ。あつあつの湯に入った白玉を、お客様自身がすくい、きな粉やあずきにまぶして食べる。一緒に飲む抹茶もほっと落ち着く。







春は「お花見白玉」、夏は「氷白玉二種」、秋は「和栗白玉パフェ二種」、冬は「雪見白玉」と期間限定メニューも人気だ。そのほか、浴衣で湯めぐりしながらの食べ歩きたいお客様のためにテイクアウトメニューも用意している。

 

お土産として、白玉っ子オリジナルの「白玉甘味手作りセット」(5種類)がある。ここでしか作っていないもっちりとしたやわらかな白玉を自宅でも楽しめる。また、白玉入りドーナツもちょっとしたお土産に合う。



 

温泉ソムリエの私からのアドバイスは、入浴はカロリーを多く消費するため、空腹時は低血糖状態になりやすい。そのため入浴前後に糖分をとることはおすすめできる。また抹茶は水分補給だけでなくビタミンCを含み貧血を防ぐ効果がある。温泉と甘味物はとても相性がいい組合せである。

 


甘味茶屋  白玉っ子
所在地/〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺黒川温泉内
電話番号/0967-48-8228
営業時間/9:30〜18:00(オーダーストップ  17:40)
定休日/不定休

 
by 北里 晃子