黒川温泉 朝ピクニック
2019.07.11 / 食べる
黒川温泉 朝ピクニック(2018年10月実施)
大人になると、なかなか行かない ピクニック。
子供の頃はピクニックっていう単語だけで舞い上がってしまって、前日は夜も眠られないくらいだったのに、いつしか「外で食事の時間を楽しむ」っていう感覚を忘れていました。。
そこで今回、南小国町の料理上手な農家のおかあさん達と黒川温泉が共同で行っている”黒川温泉 朝ピクニック”にお邪魔して、ちょっぴり大人なピクニックを体験してきました。
■朝ピクニック体験レポート
朝9時30分、黒川温泉の中心にある旅館組合「風の舎」に集合。みんなで1台のバスに乗って出発します。
まずは温泉街から車で10分。阿蘇五岳を一望することができる平野台展望所へ。 空と緑の景観が素晴らしく、空気が澄んでいておいしい。
到着したら、スタッフさんが笑顔でお出迎え。その場で暖かいハーブティを淹れてくれます。
北欧風のコップが景観にマッチしていて、より一層美味しく感じます。
この平野台展望所は、別名「恋人たちの丘」と言われています。
大切な人と肩を寄せ合って見る阿蘇五岳って、普通に見る100倍くらい綺麗に見えるんだろうなあ。
景色を眺めたり、のんびりハーブティを飲んだり、記念写真を撮ったり。
各々好きに時間を過ごしたら、再度バスに乗り込み、車で2分程の場所にある親水公園へ。
公園に着いた瞬間「・・・なにこれ素敵!」と思わず口に出してしまうほどの洗練された空間がありました。
ここは公園といっても遊具などはありません。ちょっとした草原のような雰囲気です。 自分が好きなところにレジャーシートを広げ、早速ピクニックの準備♪!
公園の中心に用意されているテーブルには、新鮮な朝採り野菜がこれまた素敵にレイアウト。
温泉たまごは小国杉材のスタンドに立てられ、塩も袋に入っています。
たっぷりのお野菜も、大きいものは食べやすいようにスティック状にカット。 ドリンクはコーヒーや牛乳があり、私が参加した回はすこし肌寒かったので甘酒もありました。
食事前にカゴをもらいますが、その中に自家製バゲットやスープ、ヨーグルト、ドレッシングの入った小瓶などが入ってます。
野菜はおかあさん達の手から受け取ります。作る人から、食べる人へ。 顔を合わせながら頂くと、なんだか心がじーーーんとあたたかくなりました。
ちなみに、ウインナーも炭火で焼いて、焼き立てが食べられるようになっています。私はバケットに挟んで食べました。
全部並べてみると、こんな豪華な食事になりました。ほとんどが小国郷産の食材です。 食べるのが勿体無い・・・そう思うほどに、フォトジェニックな感じです。
勿体無いと言いながら、もちろんしっかりいただきました。
ちなみにシートごとにおかあさん達がお話をしに来てくれるので、お野菜の種類を聞いたり、調理のこだわりや工夫を聞いたりと、直接会話することで体験の思い出が深まりました。
■おわりに
なにかとバタバタしがちな朝に、こんなに充実した時間が過ごせるなんて。。朝ピクニック素敵です。
ただ食べるだけではなく、お野菜の種類や調理の工程といった背景を知らないで食べるのと、知っていて食べるのとでは、全く味が違うように感じました。
1食分の朝食で、非日常を味わえる贅沢。 野菜がたくさん採れる時期の6月から10月に開催される月に一度のお楽しみ。 是非みなさまも参加してみてはいかがでしょうか。
■朝ピクニックのご予約はこちら
朝ピクニック公式サイト